雨が嫌いな日本人?雨天時に気を付けたい交通事故!

すでに梅雨明けの発表間近という段階ですが、夏は梅雨だけでなく突発的な雨が降りやすい季節ですので今一度、雨天時の交通事故で気を付けたいことについて確認していきたいと思います。

雨が降ると視界が妨げられることももちろんですが、雨の音によって周りの音が聞き取り難くなります。一方で車を運転している方ではなく、歩行者側でも雨が降っていることで憂鬱な気分になっていたり、傘を差しているので周りが見えず、後ろから近づいてくる車に気づかずに歩道を横断してしてしまったりします。

双方が気を付けなくてはならないのは確かですが、もしも事故が起こってしまえば罰せられれてしまうのは車の運転者です。十分に気をつけることが肝要ですね。それでは記事を始めてまいります。

天気が気になる日本人

さて、タイトルにもありますが日本人は世界から見ても稀なほど雨に濡れるのを嫌う国民性を持っています。その原因は専門的な人でしかわかりませんが、確かに日本では朝のニュースでは必ず今日の天気について繰り返し繰り返し報道がありますし、降水確率だけでなくて日中の日照時間、花粉の飛散量雷の確率などお天気に関してすさまじい興味を持っていると思います。

また日本には「晴耕雨読」「濡れネズミ」「雨降って地固まる」など雨に関することわざもありますし、他人との挨拶でも始まりは「いい天気ですね」「嫌な天気ですね」など天気に関する入りをしがちだと思います。

日本人が古来より農耕民族として生計を立てていたことも関係するのかもしれませんが、私たちは天気をとても気にしますね。そして雨が降ると気分が憂鬱になったり、外出を避けたり、少しでも濡れてしまうと不機嫌になってしまう方もいらっしゃいます。

そしてそれは車の運転にも表れ、雨天時には自分が運転する車はスリップに気をつけるためにゆっくり運転しますが、他の車が遅い速度で走っていると早く帰りたい一心からイライラしたり、毒づいてしまうのも確かだと思います。

しかし、もしも事故を起こしてしまったら雨のせいにしても誰も擁護してはくれません。ですから一番恐ろしいのは早く家に帰れない事ではなく、事故を起こしてしまうことである、という意識を今一度もって運転に望むのが大切です。

雨が降る前の準備が大切

ここまで雨天時の運転には事故を起こさない気持ちを第一に持つことが大切、とお話しましたが、この先、ずっと雨が降らないということはあり得ませんので雨が降った時の運転だけでなく、普段から雨に備えて準備をしておくことも雨天時のイライラ解消することができます。

例えばフロントガラス、雨が降ってくると運転者はワイパーを使いますが、ワイパーのゴムが劣化していると十分に水を排除してくれないのでむしろ視界がぼやけてしまうことはよくあります。

またフロントガラスの撥水加工が剥がれていると、やっぱり視界がぼやける結果になりますね。それから忘れがちなのが内側の汚れです、晴れている時には気にも留めませんが、内側にが付着していると結露(水蒸気が水分に変化する)による曇りが助長されるのでこまめに掃除したり、埃が付着しずらい薬品を使ってキレイを保つことが大切です。

それからフロントガラスだけでなく、撥水加工を施すのであればサイド・バックガラス、そしてサイドミラーも一緒にケアしてあげましょう。普段は意識しませんが、雨天時になるとおもった以上にしっかりと後方確認をしていることに気づきます。

前章でも触れていますが、雨の音で周りの音が聞こえない為、基本的には視覚で周りの情報を得ようとするからです。けれどフロントガラスだけ気にしてサイド・バックガラスやミラーへのケアを怠ると、そこに水滴が付着してほとんど何も見えない、という事になってしまいかねません。それが夜間であればなおさらですね。

あるいはタイヤのすり減りにも注意したい所です。タイヤの溝は実は雨の日の為にあるといっても過言ではありません、なぜなら日本の道路はほとんどきれいに整備されていますから、砂利や石、土で出来た悪路を走る必要はないからです。

タイヤの溝は路面に雨(水たまり)が出来ている時、溝に水を通し後方に排出することでタイヤのゴムがしっかりとアスファルトに着地し、発進・停止が安全に出来るように配慮されているのです。何にでも意味があるものですね。

まとめ

今回は雨でイライラしてしまう日本人の気質や雨天時に気を付けたいこと、そして雨が降る前にどのような準備が必要か。など雨天時における運転について記事を書いてまいりました。

事故を起こしたいと思って運転している方はほとんどいらっしゃらないと思いますが、私たちはお釈迦様ではありませんので、どうしても他人の運転や渋滞にイライラしてしまいますが、そのイライラで事故を起こしてしまうと一層、自分を苦しめてしまいます。

出来ればそのイライラが起きないようにしたいものですが、今回ご紹介したようにガラスに撥水加工をしたり、ワイパーのケアをしっかりすると雨の日には、自分の努力が報われて良好な視界を得られ、むしろ雨が待ち遠しい、とも思えるようになります。

どうしても雨天時の運転はイライラしてしまう、という方は是非、お試しください。