冷え性は万病の元!日々の生活を見直してみましょう!!

比較的男性より女性の方が発病しやすい病というものがあります。例えば外反母趾骨粗鬆症(こつそしょうしょう)などです、外反母趾に女性がなりやすい理由は男性に比べて骨格柔らかかったり筋肉量が少ないことなども発症しやすい原因となります。

あるいは骨粗鬆症などは女性特有のホルモンが影響して骨を作る細胞よりも破壊する細胞活発になりスカスカになってしまうです。

今回はもちろん男性にも悩みを抱えている方が多いと思いますが、特に女性にとっての大敵である冷え性について記事を書いてまいります。

なぜ冷え性になるの?

冷え性になってしまう原因は色々と考えられます。まずは単純に部屋が寒かったり薄着をしていたり、それから知らず知らず身体を冷やす食品摂取している場合も考えられます。身体を冷やす食品とは、いわゆる夏野菜といわれる野菜でキュウリナストマトオクラなどが代表的です。

ちなみに夏野菜身体を冷やすと言われている理由水分の含有量が多いためです、またその調理方法も関係していて、これらに火を通さずサラダなどで食してしまうとさらに身体を冷やしてしまいますので冬場に食すサラダの材料には気をつけましょう。

次に身体の内部原因冷え性になってしまう場合です。特に女性冷え性が多く発症する原因は男性に比べて筋肉の量が少ない、女性特有のホルモンバランス異常血行不良自律神経の失調ストレスなどが考えられます。

では、それぞれについて確認していきます。まずは筋肉量が少ないことで冷え性を発症する理由ですが、そもそも筋肉というのは脂肪よりも身体の熱量を生み出してくれる組織なので基礎体温を上げてくれる役割を持っています。その為、筋肉量が減り、脂肪が増えると体温が下がり冷え性を招いてしまうのです。

また筋肉は心臓の補佐役として全身に血を循環させる手伝いをしていますので、やはり筋肉量が減る血行が悪くなり末端冷え性の原因になります。

次に女性特有ホルモンバランスについてです。女性ホルモンとはエストロゲンやプロゲステロンと呼ばれるものが代表的ですが、男性ホルモンに比べて女性ホルモンはその分泌量著しく変化する時がたくさん存在します。

例えば月経もその一つです。月経前になると女性ホルモンの分泌増え、月経が終わるころになると分泌量急激に減少します。

それから思春期出産前後更年期の頃も同様に女性ホルモンの分泌が著しく変化します。ここでは女性ホルモンの分泌が変化する理由は割愛させていただきますが、いずれにしてもこの著しい変化によってホルモンバランス崩れ、それが原因となって自律神経の失調を引き起こしてしまうのです。

自律神経というのは私たちが意識しなくても身体が自動的に動かしてくれる機能の事で、例えば呼吸心拍代謝排泄消化発汗体温調整などを司っています。つまり女性ホルモンバランスが崩れることによって、自律神経が乱れ、冷え性を発症してしまうのです。

どうすれば冷え性を改善できる?

冷え性改善には色々な方法があります。例えば原因の章でもお話した通り、身体を冷やす食品摂取しないようにして、反対にショウガ、れんこん、黒砂糖、カニ、漬物、ニンジンなど身体を温める食品積極的に食べたり、といったたんぱく質食べるようにしましょう。

たんぱく質冷え性効果的な理由は、たんぱく質は「食事誘発性産熱量」が炭水化物に比べて高く炭水化物運動によって熱量を発生させるのに対して、タンパク質運動していなくても体内で熱を発生させるからです。

ちなみに冷え性の話になるとこういった食事療法が一般的にいわれますが、当方のおすすめは動によって筋肉量増加させる方法です。

筋肉が身体の熱を作り出す組織であることは前述のとおりですが、基礎体温の向上は冷え性の改善だけでなく、免疫力高める効果も期待できるのです。タイトルにもありますが、冷え性免疫力低下万病の元といわれています。

私たちの身体にある免疫細胞が一番活性化する体温はおよそ36.5度~37度といわれています、それ以下の体温になると例えば風邪をひきやすくなったり、便秘がちになる、がんになりやすくなる、女性の場合月経異常卵巣機能不全、といった不妊症併発してしまう可能性もあります。

またその他にも神経痛リウマチ、腎臓炎、膀胱炎、腰痛、肩こりなども引き起こす可能性があります。ちなみに食事療法よりも筋肉の増加による冷え性の解消をおすすめする理由は食事療法はたとえ気をつけて摂取していても同じものを食べ続けるわけにもいきませんし、その時その時で食べたいものが変わったり、付き合いでお食事にでかける時は自分だけ別メニュー食べるわけにもいかなかったりするからです。

一方、筋肉量の増加は運動を続けている限り恒久的冷え性・免疫力低下防ぐ効果が期待できますし、運動し適度に汗を流すことで代謝・血行も良くなり、自律神経を整え腰痛・肩こり解消につながるなど良いことずくめだからです。

まとめ

今回は特に女性に多くみられる冷え性について記事を書いてまいりました。

冷え性は女性の方がなりやすい理由はすでに文中でも述べていますが、月経異常不妊症の併発など男性よりも女性にとって冷え性は厄介な存在です。

食事に気を付けることはもちろん、日常になるべく運動を取り入れるようにして冷えない身体作りをしていきましょう。しかし、もしもこれらの療法を試してもまったく改善されない場合、食事のとり方が間違っていたり運動の方法間違っていたり、あるいは他の疾病を併発していることが原因かもしれません。

しつこい冷え性に悩んだ時は、お気軽に当院までご連絡ください。

 

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Posted by aoi-staff