ストレスから頭痛はやってくる!?緊張型頭痛!!
日常生活を営んでいると様々な理由によって痛みを伴う不調が現れます。それは例えば腕を使いすぎることによって起こる腱鞘炎などの小さい痛みもあればスポーツや趣味などをしていて人にぶつかったり、ものに当たったりして、捻挫や骨折をしてしまうなど大きなケガもあります。
あるいは仕事や育児で失敗して落ち込むことで胸が痛くなるような精神的な痛みもその一つです。そんな日常的な痛みの中でも今回は身体的・精神的なストレスが引き起こす緊張型頭痛という頭の痛みについて記事を書いてまいりたいと思います。
頭痛は様々な理由から起こります。例えば歯をずっと食いしばっていた、風邪をひいた、あるいは重大な脳の疾患から来る頭痛もありますから、ご自身の痛みの程度に合わせて適切な対処を心がけましょう。それでは始めてまいります。
緊張型頭痛は他の頭痛と何が違う?
頭痛は大きく分けると今回ご紹介している緊張型頭痛、比較的知名度の高い片頭痛、他に群発頭痛という三種類に分けて考えることが出来ます。冒頭でご紹介したように緊張型頭痛は精神的・肉体的なストレスによって引き起こされていますが、実は片頭痛と群発頭痛はその原因がよくわかっておらず、明確な改善方法がないのが現状です。
またこれら三種類は、例えば緊張型頭痛と片頭痛、片頭痛と群発頭痛というように併発して発症している場合もあるので、きっぱりと分けることはできず、中でも片頭痛と群発頭痛は顔にある三叉神経(さんさしんけい)が圧迫される、ホルモンバランスの影響、体内時計の混乱、など比較的、同じような理由から起こっているものとされています。
では話を緊張型頭痛に戻します。先ほどから登場しているように精神的・肉体的ストレスという単語はよく不調の話をすると現れますが、これら二つのうち、一般的に使われているストレスとは精神的なものの事を指していると思います。
ですがこれら二つは表裏一体のものとも言えます。例えば足を骨折してギプスをした生活が長く続けば松葉杖をつかなければいけなかったり、満足に歩けなかったり、活動が制限されることで精神的にイライラすることもあります。
あるいは同様に肩こりや腰痛などが続くと行動していると日常的に痛みが走ったり、歩いてても寝てても身体の不快感がぬぐえなかったりと、やはり同様にイライラが起こります。ですから、仕事で失敗したり、上司に怒られたり、プレゼン前に不安になったり、といった精神的なストレスでも肉体的なストレスでも緊張型頭痛は起こるようになるのです。
頭痛の併発と改善策
先ほども少しご紹介しましたが、比較的、原因がわかっている緊張型頭痛も他の二つの頭痛と併発するようになると、少し様子が変わってきます。例えば緊張型頭痛の場合、頭に鈍い痛みをずっと感じるのが特徴的です、重度の場合は目が回ったり、嘔吐してしまったりもありますが、一般的にはそれほどの痛みを伴うものではありません。
しかし片頭痛はズキズキと、そして群発頭痛は「目をえぐり取られるような頭痛」という証言が紹介されるほど痛みが激しいのが特徴的です。それでは以下に比較的起こりやすい緊張型頭痛と片頭痛が併発した状態の紹介サイトを引用してみたいと思います。
緊張型頭痛と片頭痛が併発した場合
緊張型頭痛は、片頭痛ほどの痛みはないものの、頭が締め付けられているような頭の重い状態が起こります。
片頭痛がストレスから解放されてホッとしたときに起こりやすいのに対して、緊張型頭痛はストレスにより頭や首を囲む筋肉が過剰に緊張して起こる傾向があるようです。多くは肩や首筋のこりや眼精疲労を伴います。一般に、片頭痛だけの患者さんは頭痛の無いときには頭がすっきりしているのですが、緊張型頭痛を併発すると、いつも頭が重い状態が続く場合があります。
基本的に軽い緊張型頭痛であれば、
ストレスを解消する
リラックスする
体操をする
筋肉の緊張をほぐす など頭痛の原因となっていた生活習慣を改善するだけでよくなることも珍しくはありません。
引用:頭痛 Online
まとめ
今回は精神的・肉体的なストレスによって引き起こされる緊張型頭痛を他の二種類の頭痛と合わせてご紹介してみました。冒頭にもあるように頭痛には様々な種類があることがお分かりいただけたと思います。
また引用文にもありますが、緊張型頭痛は日ごろの生活習慣を変えるだけでも改善していく可能性は高いと言えます。例えばそれはパソコンを使ったデスクワークをしている方は肩が凝らないように一時間に一度、軽いストレッチを行うだけで肩こりの程度が和らいだり、スマホを常に使用してしまう方は、やはり肩や首の筋肉が凝り固まらない姿勢で行う、あるいは一方の肩に負荷がかかり過ぎないように両手で持つことを心がけるといった事だけでも和らぎますので、是非、試してみてください。